救いの母神は、御言葉が人間の都合の良いように変えられたり、誤解されたりすることを決してお許しにならない。

親愛なる子供たちよ、神がこの世に預言者を遣わされたとき、彼らは単なるメッセンジャーだった。彼らは真理、つまり神の言葉を伝えるために遣わされたのだ。

何世紀にもわたって、神の子どもたちの多くが預言者の役割を誤って解釈していた。ある者たちは、ただ神の言葉を受け入れ、神に栄光を帰すのではなく、預言者たちを偶像化し始めた。彼らは預言者の神々を創造し、世に伝えられたメッセージ（わが子イエス・キリストのメッセージを含む）は、それを伝えた預言者たちよりも重要でなくなった。

子供たち、神の預言者たち、神の天使たち、幻視者たち、先見者たちは、このような偶像化にはふさわしくなかった。彼らは皆、神聖な事柄についてほとんど、あるいはまったく知識のない素朴な人々であり、だからこそ選ばれたのだ。重要なのはメッセージであり、メッセンジャーは単に御言葉の伝導者にすぎない。預言者たちを通して与えられた神の言葉は、決して一方に捨てられてはならない。一方、預言者たちは自分で作った台座の上に持ち上げられている。

神の言葉は決して無視されてはならない。神の像を、神の好意を得た預言者や聖人の像に置き換えてはならない。聖人や預言者に自分のために介入してもらうことはできても、天の万物の創造主である神に捧げるべき賛美を、彼らに捧げてはならない。同じことが今日にも言える。神を第一に尊び、すべてのものの前に神を置かなければならない。初めに定められた御言葉を守り、決してそこから逸脱してはならない。神の言葉は最終的なものだからだ。

わが子の教えは、彼が地上を歩いていたときに人類に知らされていた。彼らは単に御言葉をより詳しく説明しただけで、真理から逸脱することはなかった。今日も人間は、わが子が初めて来られた時と同じである。人間は当時と同じように、今日でも弱く、簡単に揺さぶられ、罪人であることに変わりはない。神の御名によって語られると主張する預言者や人が、御言葉を人間の現代のニーズに合わせて変えなければならないと言うなら、あなたは警戒しなければならない。もし御言葉の本当の意味がまったく別のものだと言われたら、それを受け入れてはならない。神に仕える者を含め、人間には真理に手を加える権限はない。

神の霊感を受けたと主張する人間が、世俗的な世界に合わせて御言葉を変えるなら、その人を信用してはならない。神は、御言葉が人間の都合の良いように変えられたり、誤解されたりすることを決してお許しにならない。預言者を偶像化し、賛美を惜しまないとき、神を怒らせることになることを忘れてはならない。最も聖なる聖書に書かれていることを変更し、神の言葉と矛盾することを受け入れるとき、あなたは真理から自分を切り離すことになる。神に仕えるための手段として、自分の都合で偽りを受け入れるとき、あなたは神から自分を切り離すことになる。

最愛の母

救いの母